【口コミレビュー】AQUAまっ直ぐドラム「AQW-DX12M」を購入すべき理由【ドラム式洗濯乾燥機】

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AQUA株式会社が2021年11月に発売開始したドラム式洗濯機「AQW-DX12M」(※通称まっ直ぐドラム)を購入したので、特徴や使用感、メリット、デメリットなどをガチンコレビューしてきます。

まっ直ぐドラムとは?

AUQAが発売している、ドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム」。その特徴は、ブランドの名前にもなっている通り、ドラムの回転軸が地面に対して水平であるという点です。

他社のドラム式洗濯機は、大抵ドラムの回転軸が地面に対して斜めになるように設定されています。これは、洗濯物を出し入れする際に、足腰への負担をやわらげるためです。しかし、この斜め式のドラムにはデメリットもあり、洗濯物がドラムの下の方に集まりやすくなってしまい、洗いムラがでたり、洗濯物が絡まりやすくなってしまいます。

これを解消するために、AQUAは地面に対して「まっ直ぐ」のドラムを採用しています。洗浄力を最大限に発揮できるドラム式洗濯機、それがAQUAの「まっ直ぐドラム」です。

AQUAのまっ直ぐドラムを購入した理由

ドラム式洗濯機を購入するとなると、大手4台メーカー【パナソニック・日立・シャープ・東芝】を思い浮かべる方が多いかと思いますが、なぜ我が家がAQUAのまっ直ぐドラム「AQW-DX12M」を購入するに至ったのか。

その理由は下記の通りです。

  • 他社ではありえないハイスペック低価格(19万5千円で購入)
    →大容量、自動投入、エアーウォッシュ機能、お湯洗い対応
  • 1人暮らし向けマンションにもおさまるコンパクトサイズ

理由①他社ではありえないハイスペック低価格(19万5千円で購入)

大手メーカーのドラム式洗濯機で、洗濯容量12kg(家庭用洗濯機では、業界内最大容量)を確保しようと思うと、最低スペック製品(日立の最安値ドラム式洗濯機)でも17万円程度、最高スペックの製品(パナソニックのフルスペック)の場合35万円程度の予算が必要になります。
※価格ドットコム参照

AQUAのまっ直ぐドラムは、業界内でも高スペックの部類の製品になりますが、20万円を切る価格(※筆者は家電量販店のエディオンで19万5千円で購入)で購入が可能。

12kgの洗濯容量を確保しつつ、洗剤自動投入やエアーウォッシュ、お湯洗いなどの機能を搭載しているAQUAのまっ直ぐドラムは、業界内でも最高レベルにコスパの高い製品になります。

AQUAとパナソニックのハイスペック機を比較

簡単にパナソニックの代表的なハイスペックドラム式洗濯機と、AQUAのドラム式洗濯機を比較してみます。(※パナソニックは業界内で最も価格帯が高いメーカーの1つです。)

パナソニックNA-LX129AR : まっ直ぐドラム AQW-DX12M
  • 価格:¥358,000
  • 洗濯容量:12kg
  • 乾燥容量:6kg
  • 洗剤・柔軟剤 自動投入:〇
  • スマホ連携:〇
  • ほぐし脱水:〇
  • 温水洗浄:〇
  • 風呂水ポンプ:〇
  • 自動おそうじ:〇
  • インバーター搭載:〇
  • ヒートポンプ:〇
  • 予約タイマー:〇
  • カビ取り機能:〇
  • シワ取り機能:〇

スマホ連携などの最新の機能を搭載していて、確かに便利なのは間違いないのですが、35万円はさすがに高いです…

まっ直ぐドラム AQW-DX12M
  • 価格:¥194,000
  • 洗濯容量:12kg
  • 乾燥容量:6kg
  • 洗剤・柔軟剤 自動投入:〇
  • スマホ連携:×
  • ほぐし脱水:×
  • 温水洗浄:〇
  • 風呂水ポンプ:×
  • 自動おそうじ:〇
  • インバーター搭載:〇
  • ヒートポンプ:〇
  • 予約タイマー:〇
  • カビ取り機能:〇
  • シワ取り機能:〇

スマホ連携やほぐし脱水などの最新の機能は備えていませんが、大抵の高スペック機器には搭載されているような、自動投入や自動お掃除機能等を搭載している点や、UVや温風の力でジャケット等の洗濯が難しい衣類を除菌・消臭してくれる「エアーウォッシュ機能」を備えている点でも、AQUAを上回る高コスパ製品はなかなかありません。

※機能解説

  • 洗剤・柔軟剤 自動投入:洗濯物の量に合わせて、洗剤と柔軟剤を自動で投入してくれる機能
  • スマホ連携:スマホ操作で、外出先から選択状況が把握可能な機能
  • ほぐし脱水:脱水時に選択物の絡みを軽減する機能
  • 温水洗浄:しつこい汚れを落とす際に、お湯を用いて洗濯ができる機能
  • 風呂水ポンプ:お風呂から給水が行える機能
  • 自動おそうじ:洗濯槽の裏側などの洗剤カスなどを自動で洗い流してくれる機能
  • インバーター搭載:モーターの回転数を洗濯物の量に合わせて自動で制御してくれる機能。
  • ヒートポンプ:少ないエネルギーで効率よく熱を生み出す乾燥方式

理由②1人暮らし向けマンションにもおさまるコンパクトサイズ

ドラム式洗濯機の購入を検討している方でも、サイズが大きいが故に自宅への搬入ができず諦める方は少なくありません。

しかし、AQUAのまっ直ぐドラムは、各社の大容量ドラム式洗濯機と比較してもかなりサイズが小さいです。

以下、主要メーカーのドラム式洗濯機とAQUAを比較してみましょう。

  • AQUA AQW-DX12M:595×943×685 mm
  • パナソニック NA-LX113AL:639×1060×722 mm
  • 東芝 ZABOON TW-127XP1L:645×1060×720 mm
  • 日立 ビッグドラム BD-NX120GL:735(695)×1070×620 mm

幅が60センチ以下、高さが1メートル以下の製品はAQUAだけです。高さが低い分、上のスペースを有効活用しやすいという点もポイントの1つ。1人暮らしの賃貸マンションでも無理なく設置できるサイズ感は導入の決め手になりました。

今住んでいる家では洗濯機が入ったとしても、今後引っ越した時に洗濯機がおさまらないなどのリスクを考えると、小さい洗濯機を購入しておくことは重要になってきます。

まっ直ぐドラムのデメリット

まっ直ぐドラムのデメリットは下記の通りです。

  • とにかく重たい(96kg)
  • 何かを持ち上げて乗り越えることは不可能

このAQUAのまっ直ぐドラム、重さなんと約100kg。めちゃくちゃ重たいです。

とにかく重たい(96kg)

AQUAのまっ直ぐドラムはとにかく重量があります。コンパクトサイズではありますが、中身はかなりぎっしりとつまっており、軽量化への道を捨てて、高機能化へステータスを全振りしたような機種となっています。

搬入当日は、家電量販点から委託を受けた設置スタッフ(大柄な男性2名)が来てくださったのですが、大男2人でも大汗をかきながら、かなり大変そうに運んでくれました。

この機種を1人で設置完了するのは、まず不可能なんじゃないかなと思います。

引っ越しをする時に洗濯機を移動させることを想像すると、もうすでに憂鬱です。

本体を持ち上げて障害物を乗り越えることは不可能

我が家は洗濯機置き場の前に洗面台があるのですが、残念ながら壁と洗面台までの距離が十分に確保できておらず、ドラム式洗濯機を搬入できるだけの幅がありませんでした。

最初は洗面台の上を洗濯機を持ち上げて乗り越えさせれば、何とか搬入できるかと思いましたが、何と言っても約100kgの製品です。持ち上げることはまず不可能。ちなみに、洗濯機側面に持ち手(手を入れるためのくぼみ)などもありません。

実際、家電量販店のスタッフに搬入見積をとった際に、「洗濯機の持ち上げは、本体を落下させた際に床に穴が開くなどのリスクがあるためできない」と断られてしまいました。

ちなみに、我が家はこの状況でどうやって洗濯機を搬入したかというと、水道屋さんを呼んで、洗面台を一度取り外してもらいました(笑)。洗濯機搬入後、再び洗面台を水道屋さんに取り付けてもらうという工程を踏んだため、この水道工事になんと2万3千円も追加で費用が掛かってしまいました…

AQUA(アクア)って聞いたことが無いけど大丈夫?

スペックや価格だけでなくメーカーの信頼性についても気にする方は多いですよね。

確かにAQUA(アクア)は、【パナソニック・日立・シャープ・東芝】のように、日本人なら誰しもが知っている様な大手メーカーではありませんが、元々は日本の白物家電の大手メーカーとして有名な三洋電機の流れを汲む企業です。

現在は、中国のハイアールグループの傘下の企業ではありますが、信頼性のおける国内メーカーであることは変わりありません。

また、実はAQUAはコインランドリー等で使用されている業務用洗濯機のシェア率が国内No.1の企業で、もしかしたらあなたもアクアの洗濯機を使ったことああるかもしれません。

業務用洗濯機No.1のメーカーが、業務用のノウハウを活かしながら作った洗濯機だからこそ、大手メーカーにも劣らない洗浄力や乾燥機能で劣らないスペックの洗濯機を低価格で提供できています。

費用をおさえつつ高機能を求めるならAQUAのドラムで決まり!

20万円以下で、自動投入などのハイスペック機種を購入できるのは、現状AQUA以外にはありません。費用を節約したいけど、洗濯の負担を軽減したいという方はぜひ購入してみてはいかがでしょうか?